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戻る学科長メッセージ

社会が求める管理栄養士を目指しませんか
栄養とは、生体に必要な物質を体外から取り入れて、生命の維持に利用し、健全な生命活動を営むことをいいます。栄養は、人の健康や病気と深く関わります。
栄養学科は、「人間栄養学」を重視して学び、ヒューマンサービスを実現する管理栄養士を育成します。
わが国は、世界に類をみない少子高齢化社会、未曽有の感染症や予断できない国際社会情勢等の中にあります。このような状況でも、子どもの良好な発育?発達、健康寿命の伸延や一人ひとりのかけがえのない人生のために、栄養の重要性がかつてなく高まっています。そこで求められるのは、地域、病院、施設、学校、企業、家庭等のさまざまなところで、栄養教育、栄養管理や食べる楽しみの充実のために、高い知識?スキルとコミュニケーション能力を備えた管理栄養士であり、さらに他の専門職と協働しリーダ-となれる管理栄養士です。
栄養学科には、開学以来一人ひとりの学生を大切にする教員と学生が前向きに仲良く学びあう学習風土があります。このような本学科の風土のなかで、社会に山積する栄養問題を探求し、解決に向けて果敢に挑戦し続けることのできる人材を育成したいと願っています。
地域貢献したい、国際的にも活躍したいという意欲ある学生を待っています。
栄養学科 3年
細谷 那津
対談
栄養学科 教授
五味 郁子
細谷さんはどうして本学で学ぼうと思ったのですか?

病気の治療?回復にあたって栄養管理が大切だということは、中学?高校の頃から耳にしていました。そして食べることが好きだったということもあり、管理栄養士の仕事に興味が湧きました。
私たちは生きていく上で食事について何度も考えています。身体に密接に関わっている食事が豊かになると生活も豊かになる。どんな年代、どんな状況の人にも食事の楽しみを伝えたい。という思いから、本学の栄養学科を志望しました。
実際に入学されて、本学にどのような印象を持ちましたか?

最初の印象は、高校の先生との距離感に似ているなと感じました。
入学前は、先生1人に対し多くの学生がいて、一人ひとりの学生へはあまり意識を向けてもらえない状況を想像していました。しかし、実際に本学に入学してみると、少人数教育ということで、先生が学生に対し親身になって相談を聞いてくださるなどの手厚いサポートがありました。また、一学年40人の教室はアットホームな雰囲気で、そこも本学の魅力だと感じています。
細谷さんはどんな学生さんですか?

細谷さんは、頭の回転が速く、機動力がある学生で、幅広い分野で活躍できる素養があると思います。
この20年間で管理栄養士の活躍の場はどんどん広がっています。ぜひ、細谷さんには、既存のフィールドにこだわるのではなく、どんなところでも力を発揮できる勇気や自信を育み、管理栄養士として更なる可能性を開拓していってほしいと思います。
ゼミの活動を通じて成長できたことは?

3年生の間は、各自論文を読みその論文を自分なりに解釈し、まとめて発表するといったことを行ないました。授業ではあまり詳しく扱わない単語などが出てくることも多く、分からなかったことを自分で調べたり、ゼミ生同士で議論したりしています。
少しずつですが、新たな知識や、幅広い分野を見る力が身についてきていると思います。
学生の成長をどのように感じていますか?

教科書で栄養管理を学ぶことと、その教科書に載るまでのエビデンスを出す研究を学ぶこととでは、着目する範囲や手法が異なります。
最初はその違いに慣れることが大変だったかと思いますが、細谷さんは、回を重ねるごとに、論文の選定や解釈、フォーカスすべき部分などに磨きがかかってきたと思いますので、今後の卒業論文にいかしてもらいたいです。